鑑賞会

東京も雪になりました。雨になってすぐ融けるかと思ったら結構残ってます。気温が低いためでしょうか。この融けかけた状態のまま凍るとかなりつるつるになるので要注意です。

昨日は毎年恒例(去年は風邪ひいて出られなかった)、靖国神社の現代刀鑑賞会に行ってきました。

入札鑑定方式でした。作者がわかる状態の鑑賞刀が7振りと、その作者のうち4名の作品が作者を隠した状態で5振り。うち、短刀2振り。難しい。2つしか当たりませんでしたが、外してはいけない刀は外さなかったので、まぁ一安心か…。直感で行けば3つ当たったなー余計なことを考えすぎました。素直に見ることの大切さ、ですね。しかし短刀は難しい…
入札鑑定のある鑑賞会には参加したことが無かったのですが、こういう形式だとぱっと見の刃文だけではなく地鉄までじっくり見ることになるので良い企画だと思います。来年も期待しております!(気が早い?)
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# by kyougen-kigyo | 2016-01-18 10:41 | 日本刀

始皇帝と大兵馬俑展行ってきました。

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。

平成28年最初の展覧会は東京国立博物館の「始皇帝と大兵馬俑展」。中だるみなのか、わりとすいていました。展示は兵馬俑だけでなく戦国時代の1国に過ぎなかった秦から始まっていて、前半部分も面白いです。私は歴史好きなくせに日本の戦国時代にはまったことがない(日本史は鎌倉時代が好き)、戦国時代と聞くと紀元前を思い浮かべてしまうという人間なので、青銅器とか玉とか結構好きなのです。玉器の展示の脇に玉の原石を触れるコーナーがあったり、帯鉤(ベルトのバックルのようなもの)の展示のそばにマネキンを使って帯鉤をどうやって使ったかを説明してあったりと、モノを並べるだけではない工夫も見られました。

兵馬俑の方は、当時の戦車は乗るのが難しかったらしいので、銅車馬の複製が来ていたので構造を見てきました。確かに、人が2人並んで立てるだけのスペースしかなく、バランスをとって乗っているだけでも難しいかも。座るスペースはないから立ちっぱなしだし。銅車馬は始皇帝の巡行用ですが、戦車となれば荒っぽい動きをするのでしょうし、それで馬を2頭または4頭御さなければいけない御者は大変。御者の俑も展示されていて、官位は高かったと思われるというようなことが書いてありましたが、そういう理由からでしょうか。
最後に複製の兵馬俑撮影コーナーがありました。
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ちなみに今回は『呂氏春秋』片手に東博に行ってました。秦の相国だった人が編者で、当時流布していた諸説を集めたものだそうで、いろんなことが書いてある書物ですが、個人的には「天下非一人之天下也、天下之天下也」が一番すごいかな、と思っています。この言葉は兵書『六韜』に何度も出てくるので、そちらの方が有名でしょうか。『六韜』の成立時期が不明なのでどちらが先かはわかりませんが、戦国時代~秦の時代にはこんな言葉があったということです。

なお、東洋館には秦よりずっと前、商とか周の時代の青銅器も展示されていますが、展示室には人っ子一人いませんでした。東洋館はいつもそうですが。
本館、最近非常に賑わっているらしい刀剣展示室の様子も覗いてきましたが、平日ということなのか、人気があるという三日月が出ていないからなのか、すいていました。志津兼氏、いいなぁ。
金工展示室は展示ケース全部、動物の形の水滴が並んでいてかわいかったです。こちらも一見の価値あり。
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# by kyougen-kigyo | 2016-01-08 21:18 | 展覧会

また陶片拾い

2ヶ月もサボってしまいました。一応、吾妻鏡を読むのがテーマのブログなんですが最近なかなか読み進めてません。でも鎌倉にはちょくちょく行ってます。ので、また陶片の話。

最近、珠洲を訪ねたせいもあって青磁ではない古陶片にはまっており(全然わからないのですが)、今回はこんなのを拾いました。
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最大径4.5㎝。以前に拾った古瀬戸のおろし皿と同じように手作業で刻み目が入っているので、古いものではあると思いますが、外側はこんな感じ。
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一部に緑色の釉薬が掛かっています。擂鉢かと思うのですが。これも瀬戸?
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こちらはカワラケ。この手はたくさん落ちてますが、この皿の裏側には製作時の筋が付いていたので拾ってきました。
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ロクロから切り離す時の糸切りの跡ではないかと。
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近世のものですが、こんなのも。円状に釉剥ぎしてあったのがわかります。つまり重ね焼きをしたもの。肥前のくらわんか系の小鉢か?

とにかく色んなものが落ちてる海岸です。
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# by kyougen-kigyo | 2015-11-17 07:24 | 鎌倉歩き

赤城山

初めて赤城山に行ってきました。神道集にも出てくる古い神社、行かねばと思いつつなかなか足が向かず。赤城山という名前の山は無いのですね。黒檜山、駒ヶ岳、地蔵岳、等々のあの山域をまとめた総称が赤城山なのだそうです。

連休で遠出している人が多いだろうから日帰り山はそれほどでもないのでは…という目論見で。初赤城山なのにカメラ忘れてガラケーで撮りました。ちょっと残念。
赤城山までは前橋からバスで1時間ほどです。バスは座れる程度の混み具合でしたが、自家用車で行く人が多いようで赤城神社周辺の駐車場はかなりいっぱいになっていました。家族連れが圧倒的に多いですね。今回は主峰・黒檜山と駒ヶ岳。その前に大沼に突き出た小鳥が島にある赤城神社へお参り。
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鳥居も社殿も新しそうでした。
神社の前の道を少し行くと黒檜山登山口があります。前橋市のサイトでは「急な岩場」とか「やせ尾根」という言葉があったのでどの程度かと思いましたが、まぁ確かに急坂ではあるけれども直登な場所もなく、ヤセてもおらず浮石もありませんでした。高所恐怖症の私がまったく怖くなかったんですから。小さい子供たちも大勢登っていました。
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山頂が高尾山状態に賑わっていたので、早々に駒ヶ岳方面へ。黒檜大神と書かれた立派な鳥居と祠がありました。
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ここからはそれほどきついアップダウンもなく駒ヶ岳山頂へ。石にアイゼンの爪痕が残っているので冬場も登る人は多いのでしょう。冬の方が面白そうだな、と思う一方、尾根が広いから積雪期は道がわからなくなるかも、とも思いました。
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この先の下りが、ひたすら木階段と鉄階段。延々と。濡れてる時は通りたくない。バス停は駒ヶ岳登山口の方が近いので、駒ヶ岳から登る人が多いようですが(私もバス停下りて皆が駒ヶ岳登山口に向かうのを見て迷いました)、こっちから登ると地味に単調にきついのでは…黒檜山から先に登る方がおすすめだと思います。

いつも気になるのが、ほとんどの人がポール持って熊よけ鈴を鳴らしていること。私はなるべくポールは使わないようにしています。ポールに頼って歩いていると自分の体でバランスをとれなくなる。岩場ではポールは邪魔になりますし。熊よけ鈴も持ってはいますが鳴らさないことが多いです、よほど周囲に人がいなくて動物が出そうなとき以外は。大勢でワイワイと行列して歩いてる登山道に出るような熊は鈴が鳴ってても出ますよ。ポールも鈴も、必要があるかどうか判断できてない?ただのファッションとして持っているように見えますね。それでいて必須の地図やコンパスを持ってなかったりするんですから。ツアー登山とかで数十人が全員鈴鳴らしてるようなのはうるさいからやめて欲しい。持ってるのはいいんですよ、はぐれた時に必要になるかもしれませんから。でも行列で鳴らすのは先頭と真ん中と最後尾くらいで良いのでは。

さて、帰りのバスの時間まで間があったので覚満淵も見物してきました。大沼とはだいぶ雰囲気が違う、高層湿原なんですね。関東平野の山、というイメージだったので、ここで高層湿原は意外でした。ただ、私は曇り女なので例によって雲の中。
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なんでいつもこうなるかな…これはこれで綺麗で良いけれども晴れてる所も見たい…

今回は単独でしたが周囲に子供連れが多かったので時々行列になる感じの登山道、あまり飛ばせず。いつも単独だとついついムキになって歩くので、休憩なしのオーバーペースになってしまっている、ということがよくわかりました。
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# by kyougen-kigyo | 2015-09-22 20:25 |

青磁片2個。

先日、久しぶりに鎌倉で青磁陶片拾いをしてきました。5か月ぶりくらいの鎌倉です。
天気悪いし海水浴にはちょっと寒いから、海岸はすいているだろうということで。ちょうど昼頃に潮が引くこともわかりましたし(潮の干満の情報は気象庁のサイトから入手)。以前、ブラタモリで鎌倉の海岸に古い陶片が落ちていることが紹介されたので、ちょっと有名になってしまったかな、と思いつつ(もっとも陶磁器研究者と考古学者には昔から有名なのですが)。海水浴シーズンは浜がきれいに掃除されているので陶片はあまり落ちていないのですが、2個見つけました。径2~3センチ程度。14世紀か15世紀かなぁ。13世紀まで遡れるようなものは、なかなかありません。
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# by kyougen-kigyo | 2015-09-01 19:50 | 鎌倉歩き


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