福井旅その②

(承前)
5月5日は敦賀から福井へ出て、時間があったので福井県立歴史博物館へ。福井駅からバスか福井鉄道ですが、初めて降りる駅で乗り場もよくわからないし本数も少ない、調べたり待ったりしているより歩いた方が早い。で結局、片道30分を往復歩いてしまいました。東京の人はよく歩く、と言われますが、歩くのが好きというより気が短くて待つのが嫌いなんじゃないかと…私の場合は歩くのが好きでもあるのですが。

福井県立歴史博物館は、オープン収蔵庫というのがあります。「資料の保管状況など博物館の舞台裏を紹介しています。」とのことですが、収蔵庫を展示しているというか、きれいな収蔵庫だな、と。当然どこかに本物の収蔵庫があるんでしょうけれども。オープン収蔵庫に立入禁止になっている階段があったので、あの上かな。実際にはあんなにきれいに並べておけるものではありません、…私は学芸員経験者なので舞台裏は知ってます。多少の衝撃では壊れないような安全なもの(引札や和菓子の木型など)は引出しに入っていて、見学者が自由に引っ張り出して見ることができるようにしてありました。
常設展示の方は、、旧石器時代から昭和までの資料が展示されています。越前焼の窯を復元したものなんかもあって、見応えはありました。康継の刀も出ていましたね。そういえば康継は越前でしたっけ。
この日の見学は以上で、駅に戻って夕食用に焼鯖寿司を買ってホテルへ。

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# by kyougen-kigyo | 2016-05-16 11:25 | リンク集

ゴールデンウィークは福井旅①

5月5日。まずは敦賀へ。十何年か前、学生の時にちょっと気比神宮にお参りしたことはあります。あの頃は駅前もあまり活気がなかったと記憶しているのですが、今はこんなのがあります。
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鉄道で町おこしをしているようで、銀河鉄道999の登場人物などの像がストーリー順に駅前商店街に並んでいました。懐かしいですね、アルカディア号。

で、目的は銀河鉄道ではなくて気比神宮再訪と、金ヶ崎城跡です。

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# by kyougen-kigyo | 2016-05-14 11:04 | その他

鑑賞会

東京も雪になりました。雨になってすぐ融けるかと思ったら結構残ってます。気温が低いためでしょうか。この融けかけた状態のまま凍るとかなりつるつるになるので要注意です。

昨日は毎年恒例(去年は風邪ひいて出られなかった)、靖国神社の現代刀鑑賞会に行ってきました。

入札鑑定方式でした。作者がわかる状態の鑑賞刀が7振りと、その作者のうち4名の作品が作者を隠した状態で5振り。うち、短刀2振り。難しい。2つしか当たりませんでしたが、外してはいけない刀は外さなかったので、まぁ一安心か…。直感で行けば3つ当たったなー余計なことを考えすぎました。素直に見ることの大切さ、ですね。しかし短刀は難しい…
入札鑑定のある鑑賞会には参加したことが無かったのですが、こういう形式だとぱっと見の刃文だけではなく地鉄までじっくり見ることになるので良い企画だと思います。来年も期待しております!(気が早い?)
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# by kyougen-kigyo | 2016-01-18 10:41 | 日本刀

始皇帝と大兵馬俑展行ってきました。

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。

平成28年最初の展覧会は東京国立博物館の「始皇帝と大兵馬俑展」。中だるみなのか、わりとすいていました。展示は兵馬俑だけでなく戦国時代の1国に過ぎなかった秦から始まっていて、前半部分も面白いです。私は歴史好きなくせに日本の戦国時代にはまったことがない(日本史は鎌倉時代が好き)、戦国時代と聞くと紀元前を思い浮かべてしまうという人間なので、青銅器とか玉とか結構好きなのです。玉器の展示の脇に玉の原石を触れるコーナーがあったり、帯鉤(ベルトのバックルのようなもの)の展示のそばにマネキンを使って帯鉤をどうやって使ったかを説明してあったりと、モノを並べるだけではない工夫も見られました。

兵馬俑の方は、当時の戦車は乗るのが難しかったらしいので、銅車馬の複製が来ていたので構造を見てきました。確かに、人が2人並んで立てるだけのスペースしかなく、バランスをとって乗っているだけでも難しいかも。座るスペースはないから立ちっぱなしだし。銅車馬は始皇帝の巡行用ですが、戦車となれば荒っぽい動きをするのでしょうし、それで馬を2頭または4頭御さなければいけない御者は大変。御者の俑も展示されていて、官位は高かったと思われるというようなことが書いてありましたが、そういう理由からでしょうか。
最後に複製の兵馬俑撮影コーナーがありました。
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ちなみに今回は『呂氏春秋』片手に東博に行ってました。秦の相国だった人が編者で、当時流布していた諸説を集めたものだそうで、いろんなことが書いてある書物ですが、個人的には「天下非一人之天下也、天下之天下也」が一番すごいかな、と思っています。この言葉は兵書『六韜』に何度も出てくるので、そちらの方が有名でしょうか。『六韜』の成立時期が不明なのでどちらが先かはわかりませんが、戦国時代~秦の時代にはこんな言葉があったということです。

なお、東洋館には秦よりずっと前、商とか周の時代の青銅器も展示されていますが、展示室には人っ子一人いませんでした。東洋館はいつもそうですが。
本館、最近非常に賑わっているらしい刀剣展示室の様子も覗いてきましたが、平日ということなのか、人気があるという三日月が出ていないからなのか、すいていました。志津兼氏、いいなぁ。
金工展示室は展示ケース全部、動物の形の水滴が並んでいてかわいかったです。こちらも一見の価値あり。
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# by kyougen-kigyo | 2016-01-08 21:18 | 展覧会

また陶片拾い

2ヶ月もサボってしまいました。一応、吾妻鏡を読むのがテーマのブログなんですが最近なかなか読み進めてません。でも鎌倉にはちょくちょく行ってます。ので、また陶片の話。

最近、珠洲を訪ねたせいもあって青磁ではない古陶片にはまっており(全然わからないのですが)、今回はこんなのを拾いました。
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最大径4.5㎝。以前に拾った古瀬戸のおろし皿と同じように手作業で刻み目が入っているので、古いものではあると思いますが、外側はこんな感じ。
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一部に緑色の釉薬が掛かっています。擂鉢かと思うのですが。これも瀬戸?
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こちらはカワラケ。この手はたくさん落ちてますが、この皿の裏側には製作時の筋が付いていたので拾ってきました。
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ロクロから切り離す時の糸切りの跡ではないかと。
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近世のものですが、こんなのも。円状に釉剥ぎしてあったのがわかります。つまり重ね焼きをしたもの。肥前のくらわんか系の小鉢か?

とにかく色んなものが落ちてる海岸です。
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# by kyougen-kigyo | 2015-11-17 07:24 | 鎌倉歩き


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by 柴

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