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行きたい展示が溜まってしっまって…

12月までだからまだ先だー、と油断してたらもうすぐ終わる展示がいくつも出てきてしまった…ので今日は美術館巡り。
まず、五島美術館の「光悦 桃山の古典」。朝一で行ったのですが、行列してて驚きました。光悦ってこんなに人気あるんだ? 家職の刀剣の他に、陶芸、漆工、書、と幅の広い人だから各ジャンルで人が集まるんでしょう。第1展示室の取っ付きに展示されていた黒楽茶碗「時雨」、存在感あります。赤楽も見る角度で表情が違って面白いですね。って茶の湯の経験もないのに偉そうなことを書いていますが。膳所焼も数点。確か『隔蓂記』の鳳林和尚が膳所焼、けっこうこだわってましたっけ。時代も重なるし、数寄者同士、接点は?と思って図録の年表見てたら鹿苑寺と本阿弥家、境界争いしてました…そういう接点ね…。展示の話に戻って、刀剣は1口、金象嵌銘の関係で「北野江」が出品されていました。光悦の孫が造ったという光悦木像も。耳が大きくて恰幅の良い人物像。福耳だったのかな。図録の論考が面白いと聞いているので、これからじっくり読みます。

次に向かったのが太田記念美術館「笑う浮世絵」。戯画を集めた展覧会です。絵の題材としては他愛もない戯画なんですが、あれだけ並ぶと見応えあります。戯画といえどもある程度の知識(芝居とか歴史上の物語とか)がないと笑えない。実は風刺画になっていたりもしますし。個人的に一番笑えたのはポスターにもなっていた「とうもろこしの石橋」でした。これも歌舞伎舞踊や能の「石橋」を知らないとわからない。

次、泉屋博古館分館の「伊万里染付の美」、径50センチを超える伊万里の大皿がずらり、という展示。この展示作業は重労働だ…ちょっと気になったのが宴席をイメージしたというコーナー、脚付き膳の上に大皿をどんと乗せていましたが、あのサイズの大皿って畳に直置きか、足のない大きい盆に乗っている図が多いと思う。卓袱のテーブルに大皿というのも浮世絵などにはありますが、普通の懐石用膳にあのように重たいものを大幅にはみ出して乗せるというのは一般的だろうか?もう少し絵画資料など調べてみたいと思います。

最後に、上野の森美術館で始まった「エヴァンゲリヲンと日本刀展」、大阪でも行きましたが、今日は川崎刀匠、石田刀匠が会場で銘切り実演をされていました。この展覧会、なんとフランスとスペインへの巡回も決定。すごいですね。来年4月30日~6月21日がパリ日本文化会館、7月5日~9月28日がマドリードABCミュージアム、だそうです。
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by kyougen-kigyo | 2013-11-24 17:54 | 展覧会

吾妻鏡。

重要なひと山を越えたのでちょっと気が抜けてますが、吾妻鏡はまだまだ序盤ですね。
義経追討、守護地頭の配置、兵糧米徴収、と朝廷に対して大きく攻勢に出た頼朝。文治元年(1185)12月6日には、行家・義経に同意した人々を罪科に申し行うべし、とリストアップした折紙を帥中納言・藤原経房に遣わします。その中でも特に時政が申し請けるように、と言われた8人の中に平知康の名前も。この人、平家物語で木曽義仲にからかわれてた鼓判官です。院への折紙は処罰についてだけではなく、朝廷の人事についても細かに口出ししています。頼朝追討議論の時に、結果的に関東寄りな発言になっていた九条兼実に内覧の宣旨を下すべきこと。大蔵卿を藤原宗頼にするべきこと(つまり現職の大蔵卿である高階泰経を解官すべし、ということ)。等々、朝廷内の人事刷新を提示。
さらに、九条兼実には別に書状を送り、諸国に地頭を置くことにした経緯を弁明したりしています。

いきなり書状を送られ内覧に推挙された兼実の方は関東に肩入れしているつもりは全くなかったようで、玉葉では12月27日に頼朝の書状が届いていますが、「如夢如幻、依為珍事、為後鑑続加之」と驚いて書状と折紙の全文(吾妻鏡に掲載のものと同じ)を写しています。そして経房を招いて書状と折紙を院に進じ、最近武士の言うことはなんでも施行されているけれどもいかがなものか、と固辞の意思表示。すでに摂政がいるのに別人に内覧宣下しては乱の元であるというその文章がまた先例に通じた兼実らしい、「醍醐帝者、雖我朝無双之聖代、以菅丞相事為失、是則其権分二之故也、鳥羽法皇者、末代之賢主也、而依寵賞凶悪之臣、顕万代之失、保元以後、天下乱逆、論其源非因仁平之両権哉…」長いので全文は載せませんが主旨のはっきりしたなかなかの名文だと思います。しかし結局、内覧宣下された上に氏の長者も拝命することに。兼実としては嬉しいはずですが複雑だったでしょう。
もう一つ、頼朝から兼実宛ての書状の中に「今度天下草創也」という言葉があります。天下の草創という大きな目的の朝廷側のパートナーとして兼実を選んだということ。頼朝は兼実のことを相当、高く買っていたようです。兼実側としては迷惑だったかもしれませんが…

一方、12月8日に静が吉野から京へ送られてきています。また、この頃、平氏の公達らの捜索が行われ多数が捕虜となります。小松内府重盛の子息・忠房、屋島内府宗盛の子息の童2名、越前三位通盛の子息1名、三位中将惟盛の子息・六代など。その多くが梟首されてしまいますが、六代御前の話は平家物語にもあるので有名ですね。この時は文覚上人預かりとなって助命されました。

義経の所在は不明のまま、文治元年は終わります。
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by kyougen-kigyo | 2013-11-17 13:28 | 考察編

櫛形山方面

山梨県南アルプス市の櫛形山方面に行ってきました。同行者4名。
登山口がたくさんありますが、平成峡遊歩道入口まで車で入って、歩き始め。滝がいくつもあって紅葉も美しくて良い道なのに、あまり踏まれていません。落ち葉が積もった下に石がごろごろしているので、整備された登山道なのに意外と歩きにくい所もあり。道の脇は猪の仕業らしく、土が掘り返されていました。登っていくと北尾根登山道と合流。アヤメ平を目指します。

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by kyougen-kigyo | 2013-11-10 12:57 |

青磁片を探すということ

検索キーワードを見ていると材木座の青磁片がらみでこのブログに辿り着いている人もいるようなので、陶片拾いの様子を少々。
緑色のものを拾えばよい、というわけにはいかないのです。これは!?と思って近づくと青い石だったり(あの海岸には青っぽい石、多い)貝殻だったりガラス片だったりプラスチックだったり。陶磁片だったとしても現代のがたくさん落ちてますから…

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by kyougen-kigyo | 2013-11-01 20:27 | 鎌倉歩き


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