常滑旅行③

(承前)

2日目。午前中はとこなめ陶の森資料館と陶芸研究所を見学。資料館では平安時代からの常滑焼の歴史を学ぶことができ、窯跡から出たらしき陶片がガサっと無造作に置いてあって「ご自由に触れてください」というマニアが喜ぶコーナーも。重ね焼きして10個くらいくっついちゃった山茶碗とか、楽しい。常滑焼の制作工程のビデオと、実際に使われた道具類も見ることができます。型押しで見事な装飾が施された水甕や土管もあります。大きな製品を窯に出し入れするのも船まで運ぶのも全て人力。とても「たかが土管」なんて言えません。
昨日行きそびれたギャラリーに寄ったりした後、登り窯を改造したレストラン、共栄窯でランチ。雰囲気も良いし、地元の食材、阿久比ポークもアサリの炊き込みご飯も絶品でした。
その後、澤田酒造の酒蔵でお土産のお酒を買って、せっかくだから海を見に行こう!と近くの海岸へ。
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鎌倉で陶片拾いしているおかげで浜辺に出るとつい足元に陶片を探してしまう癖がついてますが、常滑焼を出荷していた海ですから、常滑焼の破片がたくさん落ちています。ただ、時代がわからない。中世なのか近世なのか近代なのか現代なのか…でも、常滑焼であることに間違いはないので、1個拾ってきました。これが鎌倉だと似たような破片でも常滑なのか越前なのか丹波なのか全くわかりませんから。流通経路的に常滑が多いはずですけれども。
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写真ではわかりませんが、手で押したような痕跡もあるので土管ではないと思います、甕か?

車を運転してくれた地元の友人にお任せで、最後は半田赤レンガ建物へ。
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明治から昭和初期まで「カブトビール」を製造していた工場です。一時期は中島飛行機の倉庫だったとのことで、戦時中の機銃掃射の跡も外壁に残っていました。今は内部に建物にまつわる歴史展示があったり、復刻版カブトビールの販売をしたりしています。カブトビールが飲めるカフェがあるのですが、営業時間が10時から17時。市役所の管理だからなんでしょうけれど、酒飲むのに17時で終わりって。展示は面白いし、建物は歴史を感じる立派なレンガ造りなので、貸しスペースになっている空間ももうちょっと活用できそうな。もっとも、この建物は最近公開され始めたばかりのようなので、今後発展するでしょう。

2日間、曇り時々雨予報だったにもかかわらず快晴が続いていましたが、名古屋駅に近づいたら、新幹線も運転見合わせになるすごい雷雨。幸い1時間半ほどで動いたので帰途につきました。
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by kyougen-kigyo | 2016-08-10 09:49 | その他


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