奈良旅④(京都ですが)

最終日。京都駅へ出る前に宇治に下車。目的は宇治川を見ること。歩き始めると、さすがは宇治。古いたたずまいの葉茶屋さんが並んでいます。
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宇治川は都に近い要衝、各時代に宇治川の合戦が行われています。確かに、こうして見ると流れは速いようです。ここを渡渉しようとすればだいぶ下へ流されるのではないでしょうか。中州「塔の島」は改修工事中で宇治川先陣の碑も鉄骨で囲われた状態。
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こういう工事らしいので、仕方がないです。宇治橋渡っただけでテンション上がってる人はあまりいないでしょう(笑)



宇治といえば平等院鳳凰堂ですが、改修工事中のため鳳凰堂は拝観できず、その代り普段の半額の拝観料になっている旨、受付で案内されました。1月中旬から3月頃って改修工事している所、多いんですよね。十円玉の風景を見たくて行った人は残念かもしれませんが、私の目的は源三位頼政の旧蹟なので問題なし。大きな藤棚の剪定作業も行われていました。藤の季節には見事だろうな。
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こんな感じで、鳳凰堂は完全に覆われていますが、展示施設の鳳翔館に仏像が公開されています。現在、仏師によって飛天(雲中供養菩薩像)の模刻が進められており、その1体に直に触れて結縁することができました(仏様としての魂入れも済んでいるそうです)。模刻とはいえ修理が終われば鳳凰堂の天井近くに荘厳されることになる像を一般人に触らせるとは思い切ったことを。小さな菩薩像は全部で52体、個々の名前はなく、南○号とか北○号、という番号が付けられています。その中で壊れやすい形状の持物が無い像が結縁に選ばれているようです。せっかくなので結縁帳に名前を書いて、「結縁之証」をいただいて来ました。平等院の結縁帳に自分の名前が残る、…修理中でも良いことありますね。いつかまた行って自分が結縁した菩薩がどこにいらっしゃるのか探してみるのも楽しいかも。

そして、源三位頼政のお墓。謡曲「頼政」に出てくる扇の芝もちゃんとありました。謡曲「頼政」、好きなんです。老武者が主人公ですから他の修羅物ほど派手な動きはありませんけれど。
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結局、話が中世に戻ったところで今回の旅行の報告は終了です。
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by kyougen-kigyo | 2014-01-19 11:24 | その他


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